ロンドン五輪騒動収支決算は?
猫ひろし 創価、という話題が注目されている。猫ひろしがカンボジア国籍を取得し、オリンピック(ロンドン五輪)出場を実現したかに見られたが、それがかなわなかったという一連の経緯に対する話題性と、それにともなって猫ひろしと創価学会の関係が取りざたされているのだ。
猫ひろし 創価、については後半に書くとして、まずはオリンピックの件だ。
猫ひろしが今回オリンピックに出るのでないのと行動を起こしたことで、今後の猫ひろしにとってはプラスになるという意見とマイナスになるという意見が相半ばしている。
プラスになるという意見は、オリンピックに出ると商業活動ができないが、出られなかったことでオリンピックをネタにした芸能活動ができるからおいしい、というものだ。
一方のマイナス派だが、「失ったものは大きい」という「日刊ゲンダイ」(5月11日付)から引用する。
まずは本人の稼ぎ。スボンサー候補に味の素、ニューバランスなどの社名が挙がり、「猫」関連でペットフード業界などが追随するといわれていた。
「五輪出場の可能性が取り沙汰された昨年末から、内々のオファーが出ていたといいます。最低でも1億円以上、本番の活躍次第では3億円近い契約金が動くとみられていました」(広告業界関係者)
これらがすべてパー。「ギャー」と叫びたい気持ちだろう。もっとも、悔しがっているのは猫だけじゃない。群がろうとしていた連中も痛恨である。
「猫のキャラクターグッズで儲けようとする動きがありました。五輪が始まる7月に猫のイラストが入ったTシャツやタオルを完成させるには、遅くてもGWには発注しなければ間に合いません。すでに動いていた業者は数千万単位の損を被ることになりそうです」(イベント関係者)
そして、お待ちかね、猫ひろし 創価、についてだ。
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猫ひろしと創価学会の関係に言及しているのは、やはり「日刊ゲンダイ」(3月29日付)だ。
まず学会にとって、カンボジアは布教強化地域のひとつ。国際組織「創価学会インタナショナル」(SOI)を通じて、さまざまな支援活動を展開している。
「池田名誉会長はカンボジアのシアヌーク前国王と、1960年代から親交を温めてきました。92年に数十年に及んだカンボジア内戦が治まると、国王の求めに応じて学会は約30万台のラジオを寄贈しています。00年には国王の認可を受け、創価学会の現地法人が発足し、その2年後にはカンボジア文化会館が完成した。池田名誉会長には王立プノンペン大学から第1号の名誉教授の称号が贈られています。発足当初30人足らずの青年部メンバーが着々と信仰の輪を広げてきた。現在、青年部は200人以上います」(学会ウオッチャー)
学会が熱心に布教を行う国の代表に、日本の芸人が選ばれたのだ。信心をさらに広めるため、“猫の手”を利用することは十分に考えられる。
猫ひろしは聖教新聞のインタビューに応じたり、購読勧誘を手伝ったりしてきたが、創価学会員ではないと同紙では書いている。
猫ひろしと創価学会、その関係は今も注目されている。
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