芸能考房

「私の至らなさだと思ってますけどね」」

貴乃花親方に関する訴訟のニュースがいくつか報じられている。

まず、東京地裁(松本光一郎裁判長)では15日、貴乃花親方が現役時代、兄弟対決となった1995年11月場所の優勝決定戦で、二子山親方から暗に負けてやるように言われたなどとする記事を『週刊新潮』(2005年6月30日号)に掲載されたことについて、損害賠償と謝罪広告を求めた訴訟の口頭弁論が15日開かれた。

貴乃花親方は自ら出廷。「八百長と言われるような相撲を取ったことは一度もありません」「(記事を)許すことができない」などと批判した。

しかし、一般の人から見れば、2005年6月16日に放送された『スーパーモーニング』は何だろうという疑念を払拭できない。そこでは、貴乃花親方が兄の花田勝氏に勝ち(優勝)を譲ったことを「ご本人の判断」でほのめかしたかのようなシーンがあり、Webサイトでも取り上げられている。

やくみつる「ちょっとハタメに見て力の入ってない一番に見えたんですが」
貴乃花親方「(小声で笑う)」
やく   「あそこに原点をもとめるというのは、その見方はまちがっていますか?」
貴    「それはまちがいじゃないですね」(中略)
渡辺宜嗣 「それ以上は」
やく   「相撲観の決定的な差異を感じるに至ったと」
二宮清純 「それを確認しますけど、はっきりと明言しても大丈夫なんですか?」
貴乃花  「いや、あの(と笑いながら首をかしげる)」
二宮   「あの、ご本人の判断で......」
貴    「そーですね」
渡辺   「やっぱり納得いかなかった?」
貴    「うん。あのお......、(しばし沈黙)私の至らなさだと思ってますけどね」

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