花の中三トリオ

『面影の君』で「私」のない歯がゆさを歌った森昌子

『面影の君』は森昌子の13枚目のリリースである。前作あたりから、抒情詩ソングから演歌への過渡期を感じさせる歌詞になってきたが、今作はまさに演歌の世界を描いている。A面の『面影の君』は、恋の終わりをわびしく歌ったものだが、決して出過ぎた態度は...
花の中三トリオ

『湖の決心』を歌い『潮騒』に出演した山口百恵

『湖の決心』は山口百恵8枚目のシングル。前回の『冬の色』は、東宝映画『伊豆の踊子』主題歌になったこともあってオリコン1位を獲得したが、その勢いの反動というべきか、いささかインパクトが足りなかったのか、今回は週間5位止まりだった(年間44位)...
花の中三トリオ

『ひとり歩き』から『スプーン一杯の幸せ』に主演した桜田淳子

『ひとり歩き』は桜田淳子9枚目のシングルである。B面は『涙のいいわけ』。その年のゴールデンウィークに公開された自身の初主演映画『スプーン一杯の幸せ』で主題歌(A面)、および挿入歌(B面)に使われた。ジャケットの表紙は『月刊平凡』が提供してい...
花の中三トリオ

『春のめざめ』で演歌歌手の黎明期に入った森昌子

『春のめざめ』は、森昌子にとって12枚目のシングルである。「17歳の春を待つ乙女」の片思いを表現している。この場合の「春」とは、「季節」という意味と、片思いの成就という意味がかけられている。
花の中三トリオ

『冬の色』と『伊豆の踊子』で初めてオリコントップにたった山口百恵

『冬の色』は、山口百恵にとって7枚目のシングルである。デビュー曲が「花の中三トリオ」「スタ誕三人娘」である森昌子、桜田淳子に後れを取り、2曲目から「青い性」路線でじりじりとセールスを挙げていった山口百恵が、初めてオリコン1位を獲得したのがこ...
昭和の映画

『クレージーメキシコ大作戦』日米墨を股にかけた大巨編

『クレージーメキシコ大作戦』は、時代劇を除いたハナ肇とクレージーキャッツ主演のシリーズとしては11本目の作品である。1968年4月27日に公開された上映時間162分の一本立て。メキシコ・オリンピック開催の前年に、一足先に日本、アメリカ、メキ...
花の中三トリオ

『北風の朝』も女心の抒情詩ソング

『北風の朝』は、森昌子の11枚目のリリースである。北風といえば冬。12月1日にでただけあって、タイトル通り寒い日の歌である。しかし、想う人が近くにいたら寒くないといっているのである。老若男女あらゆる年齢層から愛されるキャラクターである彼女ら...
昭和の映画

『日本一の色男』から「日本一シリーズ」が始まった

『日本一の色男』は、植木等主演で10本作られた「日本一シリーズ」第1弾である。色男というタイトルの通り、女性にモテることと仕事で結果を出すことを両立させていくが、万々歳のハッピーエンドではなく、想う女性とは結ばれない結末である。今回ほどホロ...
花の中三トリオ

『はじめての出来事』ではじめてレコード50万枚突破した桜田淳子

『はじめての出来事』は、桜田淳子8枚目のシングルになる。タイトルが「はじめての」とつくからか、初が2つ重なった。また、前年の『てんつくてん』に続いて、この年の10月からスタートした日本テレビのホームドラマ『となりのとなり』にレギュラー出演。...
花の中三トリオ

『ちっぽけな感傷』から「赤い迷路」出演へー重い役を演じた山口百恵

『ちっぽけな感傷』は、山口百恵の6枚目のリリースである。レコードジャケットは、部活か体育の授業におけるバレーボールの趣だ。ドラマ『顔で笑って』のキャラクターそのままである。こう言っては何だが、このジャケットからは、後の宇崎竜童・阿木耀子路線...