芸能千一夜

花の中三トリオ

『ありがとう』という歌とともに寿引退を宣言した森昌子

『ありがとう』は、森昌子49枚目のシングルリリースである。森昌子はここでいったん引退。森進一の妻になった。その後復帰しているが、少なくとも「花の中三トリオ」からスタートして青春歌謡、抒情歌、演歌と成長した森昌子は、とにかくここでいったん第一...
花の中三トリオ

宇津井健亡くなる、山口百恵と最初の共演『顔で笑って』を思い出す

宇津井健さんが亡くなったという。82歳。デビューは新東宝だったが、思い出深いのは大映時代。『ザ・ガードマン』を映画・テレビで主演。以後もTBSテレビ金曜9時の『赤いシリーズ』で山口百恵と数々共演したことは知られている。しかし、最初の共演作は...
花の中三トリオ

『謝肉祭』で結婚を言い訳にせずセールスを回復させた山口百恵

『謝肉祭』は山口百恵にとって29枚目のシングルリリースである。リリースに先立ち記者会見を開いた山口百恵は、三浦友和との結婚とともに、芸能生活からの引退を発表した。となると心配されるのは『謝肉祭』のセールスだが、『ザ・ベストテン』では久しぶり...
花の中三トリオ

『化粧』を歌いミュージカル時代劇に出演した桜田淳子

『化粧』は桜田淳子33枚目のシングルリリースである。レコード会社や桜田淳子サイドが心に期すものがあったのか、デビュー以来、初めての元旦リリースとなった。女優としては『ミュージカル時代劇 清水次郎長』に初出演。いよいよ演技の面白さを知り、女優...
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『孤愁人』はデビュー15周年と寿引退への花道だった森昌子

『孤愁人』は森昌子にとって15周年記念、47枚目のシングルリリースである。サイン入りピンナップのジャケット体裁にし、作詞は大御所の石本美由起。まさにメモリアルなリリースにふさわしい作り方だったが、少なくとも森昌子本人にとっては、その華々しさ...
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『愛染橋』が幸せすぎて振るわなかった山口百恵

『愛染橋』は、山口百恵28枚目のシングルリリースである。本来なら結婚に向けた交際宣言で話題性十分の山口百恵だったが、肝心のセールスは惨敗だった。これは業界関係者も意外な結果だった。プロデューサーの酒井政利はそこで厳しく反省をしている。さらに...
花の中三トリオ

『夕暮れはラブ・ソング』を歌いドラマにも主演した桜田淳子

『夕暮れはラブ・ソング』は桜田淳子31枚目のシングルリリース。TBS系ドラマ『愛の教育』の主題歌である。歌とドラマ自体はセールス的に大成功とはいえなかったが、この間も女優としてのポジションはしっかりと固めつつあった。新宿コマでミュージカル『...
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『愛傷歌』を歌い歌謡界の頂上に立った森昌子

『愛傷歌』は、森昌子46枚目のシングルリリースである。「第36回NHK紅白歌合戦」では、「花の中三トリオ」が誰も成し遂げられなかった紅組司会とトリをつとめたが、その時に歌ったのがこの歌だった。私生活でも森進一との結婚を決意。演歌歌手としてひ...
花の中三トリオ

『しなやかに歌って』を歌い三浦友和との結婚を発表した山口百恵

『しなやかに歌って』は、山口百恵27枚目のシングルである。緩やかな優しい楽調は、まさに彼女の私生活をあらわすものだった。この歌のリリース前に山口百恵は、三浦友和と結婚する意志を対外的に打ち明けている。おそらくは周囲に彼女の幸福そうな心住まい...
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『美しい夏』は桜田淳子30枚目のシングルリリースで戦時下のイタリアを描いたパヴェーゼの小説と同じタイトル

『美しい夏』は桜田淳子30枚目のシングルリリースである。戦時下のイタリアで2人の女の孤独な青春を描いたパヴェーゼの小説と同じタイトルである。もちろん、それが原案ではなく両作品に関連はない。ただ、ジャケットは彼女の綺麗な瞳が表現されている。
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