芸能千一夜

花の中三トリオ

『記念樹』で『ムンク・カンディンスキー』を抱える森昌子

『記念樹』を森昌子がリリースしたのが1973年10月31日。6枚目のシングルはまた学園ものだった。学園生活のいろいろな思い出で胸が熱くなったという叙情詩だ。レコードジャケットには、『現代世界美術全集21巻/ムンク・カンディンスキー』 の画集...
昭和の映画

『最後のクレイジー犬塚弘ーホンダラ一代、ここにあり!』の覚悟や寂寥感

『最後のクレイジ-犬塚弘ーホンダラ一代、ここにあり!』(講談社)が話題になっている。文字通り、クレージーキャッツで唯一健在の犬塚弘が、自らの人生やクレージーキャッツについて振り返ったものだ。直後に刊行が始まった『東宝昭和の爆笑喜劇』DV...
昭和の映画

『サラリーマン忠臣蔵』“変則”社長シリーズはサラリーマン映画100本記念

サラリーマン忠臣蔵。東宝のサラリーマン映画100本記念として、同シリーズ1年9ヶ月ぶりの作品である。主演はもちろん森繁久彌。脚本は、社長シリーズの前作を担当し、後に植木等の「日本一」シリーズやクレージーキャッツなどの喜劇を手がけた笠原良三、...
花の中三トリオ

『三色すみれ』を桜田淳子が「第三の人生」で歌うことはあるか?

『三色すみれ』は、桜田淳子5枚目のシングルである。桜田淳子が紫と黄色のすみれをもち、はにかむように首を右に傾けているジャケット。18.6万枚を売り上げオリコンもベスト10に入った(10位)。さて、桜田淳子は再び芸能界の表舞台に出て、この歌を...
花の中三トリオ

『白樺日記』で「兄」を想う森昌子

『白樺日記』。森昌子の5枚目のリリースである。「白樺」というと千昌夫の『北国の春』を思い出してしまうが、『白樺日記』当時の森昌子にピッタリの歌である。「お兄さん」と甘えていた人が初恋の相手だったことに気づき、もう都会へ行ってしまったことを切...
花の中三トリオ

『花物語』から40年、限定ライブで桜田淳子の今後は?

『花物語』。桜田淳子4枚目のシングルである。彼女にとって初めて20万枚を超すセールス(23.7万枚)を記録。オリコンもベストテン内の9位に到達した。そして40年後の今。桜田淳子は一夜限定ライブで熱唱。今週の多くの週刊誌が、芸能人シャットアウ...
芸能トレンドニュース

明石家さんま連続熱愛報道、島田紳助復帰との関連は?

明石家さんまが女性との熱愛報道で話題になっている。つい最近までは紗倉まなとの焼肉デートが報じられたばかりだが、今度は優希まことの名前が取り沙汰されている。 しかも、噂や憶測ではなく、週発売の写真週刊誌「フライデー」に2人の関係が激写掲...
花の中三トリオ

『夕顔の雨』は三部作に続く叙情詩ソング

『夕顔の雨』は、学園歌謡三部作に続く森昌子4枚目のリリースである。前にも書いたように、阿久悠氏によると、『せんせい』ができた時点で『同級生』『中学三年生』もできていたというから、それらでひとつのプロジェクトだったと見ることができる。 ...
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『禁じられた遊び』で山口百恵の初期の路線が確立した

『禁じられた遊び』。フランス映画の話ではない。山口百恵の芸能人生前半のキャッチフレーズとなった「青い性」路線第2弾である。2曲目の『青い果実』で、森昌子とも桜田淳子とも明らかに違う、今風に言えばオンリー・ワンの路線を見いだした。それをさらに...
花の中三トリオ

『わたしの青い鳥』は桜田淳子にとって3枚目のシングルでデビュー3曲目にして初めて彼女はキャスケットを外した

『わたしの青い鳥』は桜田淳子にとって3枚目のシングルである。このレコードジャケットは、デビュー3曲目にして初めて彼女はキャスケットを外した。デビュー時と変わらない笑顔と路線ではあるが、中学生歌手だから少しずつ成長が見られなければならない。
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