芸能千一夜

昭和の映画

『クレージーメキシコ大作戦』日米墨を股にかけた大巨編

『クレージーメキシコ大作戦』は、時代劇を除いたハナ肇とクレージーキャッツ主演のシリーズとしては11本目の作品である。1968年4月27日に公開された上映時間162分の一本立て。メキシコ・オリンピック開催の前年に、一足先に日本、アメリカ、メキ...
花の中三トリオ

『北風の朝』も女心の抒情詩ソング

『北風の朝』は、森昌子の11枚目のリリースである。北風といえば冬。12月1日にでただけあって、タイトル通り寒い日の歌である。しかし、想う人が近くにいたら寒くないといっているのである。老若男女あらゆる年齢層から愛されるキャラクターである彼女ら...
昭和の映画

『日本一の色男』から「日本一シリーズ」が始まった

『日本一の色男』は、植木等主演で10本作られた「日本一シリーズ」第1弾である。色男というタイトルの通り、女性にモテることと仕事で結果を出すことを両立させていくが、万々歳のハッピーエンドではなく、想う女性とは結ばれない結末である。 今回...
花の中三トリオ

『はじめての出来事』ではじめてレコード50万枚突破した桜田淳子

『はじめての出来事』は、桜田淳子8枚目のシングルになる。タイトルが「はじめての」とつくからか、初が2つ重なった。また、前年の『てんつくてん』に続いて、この年の10月からスタートした日本テレビのホームドラマ『となりのとなり』にレギュラー出演。...
花の中三トリオ

『ちっぽけな感傷』から「赤い迷路」出演へー重い役を演じた山口百恵

『ちっぽけな感傷』は、山口百恵の6枚目のリリースである。レコードジャケットは、部活か体育の授業におけるバレーボールの趣だ。ドラマ『顔で笑って』のキャラクターそのままである。こう言っては何だが、このジャケットからは、後の宇崎竜童・阿木耀子路線...
昭和の映画

『クレージー黄金作戦』ラスベガスのシーンで興奮最高潮!

『クレージー黄金作戦』。東宝35周年記念映画として制作され、のべ293万人を全国で動員したという。『東宝昭和の爆笑喜劇DVDマガジンVol.5』(講談社)に収録されている。東宝クレージー映画がそろそろマンネリかと言われた頃、まだひっくり...
花の中三トリオ

『おかあさん』を歌う森昌子、トリオで“扇の要”だった

『おかあさん』は森昌子10枚目のリリースである。この歌で『第25回NHK紅白歌合戦』(1974年)に2度目の出場を果たしたり、『第47回選抜高等学校野球大会』(1975年)の入場行進曲に選ばれたりするなど、国民的歌手としての道筋を掃き清めた...
昭和の映画

『日本一のゴマすり男』を「嫌な奴」に描いた理由は?

『日本一のゴマすり男』(1965年)。『東宝昭和の爆笑喜劇DVDマガジンVol.4』に収録されている。前年に『日本一のホラ吹き男』をヒットさせた植木等主演の映画である。タイトル通り、今回はホラではなくゴマすりである。ホラ吹きに比べてゴマすり...
昭和の映画

『続サラリーマン忠臣蔵』はサイコーの忘年作品

『続サラリーマン忠臣蔵』。17日に発売された『東宝昭和の爆笑喜劇DVDマガジンVol.19』(講談社)に収録されている。1961年の映画である。1ヶ月前の『東宝昭和の爆笑喜劇DVDマガジンVol.17』(講談社)には『サラリーマン忠臣蔵』が...
花の中三トリオ

『花占い』を歌い「だいこんの花」に出演した桜田淳子

『花占い』は、桜田淳子7枚目のシングルである。イントロの部分で、桜田淳子が首を左右にかしげながら花を持って「逢える、逢えない」と繰り返した歌、といえば覚えている人も多いのではないだろうか。 現在、「花占い」という語句をネットで検索して...
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