芸能千一夜

花の中三トリオ

『なみだの桟橋』で演歌路線をスタートさせた森昌子

『なみだの桟橋』は、森昌子24枚目のシングル。たんなる24度目ではなく、森昌子にとってこの歌への思いは特別なものがあるだろう。なぜなら、学園ソング、近親者や片想い、日常的な風景などの叙情ソングを歌ってきた森昌子が、いよいよこの歌から本格的演...
花の中三トリオ

『初恋草紙』は路線選択の実験だったか山口百恵

『初恋草紙』は、山口百恵16枚目のシングルである。タイトルだけを見ると、同じ「花の中三トリオ」の森昌子の歌かと思ってしまうが、阿木耀子、宇崎竜童のコンビが楽曲を提供している。『横須賀ストーリー』で、そのコンビが楽曲を提供したが、いよいよここ...
花の中三トリオ

『あなたのすべて』を歌った桜田淳子は「三人娘 涙の卒業式」へ

『あなたのすべて』は、桜田淳子18枚目のシングルである。オリコンは6位につけた。この歌がリリースされた1ヶ月後、「花の中三トリオ」は「三人娘 涙の卒業式」を開催した。最初で最後ともいえる三者の大掛かりなイベントだったが、ビデオソフト化などが...
花の中三トリオ

『港のまつり』を歌い進学か演歌歌手かに悩んだ森昌子

『港のまつり』は森昌子21枚目のシングルである。彼女にとって、本格演歌を歌う前の最後の叙情詩ソングになる。森昌子は「花の中三トリオ」とともに、「高三トリオ」の“解散式”を行った。区切りの時だけに、森昌子としてはその後の身の振り方に悩んだ時期...
花の中三トリオ

『赤い衝撃』で三浦友和を男性として意識した山口百恵

『赤い衝撃』は、説明するまでもなく山口百恵のリリース。TBS系で放送された大映テレビのドラマ『赤い衝撃』の主題歌にもなった15枚目のシングルである。彼女にとっては、歌手としての路線の転換期にあたる作品となった。そして、この頃から山口百恵は三...
花の中三トリオ

『もう一度だけふり向いて』を歌いエスエス製薬のCMに出演した桜田淳子

『もう一度だけふり向いて』は、桜田淳子17枚目のシングルである。1976年の掉尾を飾るリリースとしてオリコン最高順位11位で20.4万枚を売り上げた。もうひと息でベストテン入りを逃し、14作品連続ベスト10入り記録は達成できなかった。しかし...
花の中三トリオ

『小雨の下宿屋』を歌った森昌子はスタバを鳥取に誘致できるか

『小雨の下宿屋』は、森昌子21枚目のシングル。これまた70年代の世界を表現した古き良き時代の心の歌である。そして時は流れ2014年。森昌子は栃木・宇都宮市出身で東京に過ごしたが、「とっとりふるさと大使」に選ばれた。東京・平河町の都道府県開館...
花の中三トリオ

『パールカラーにゆれて』を歌い裁判を闘った山口百恵

『パールカラーにゆれて』は、山口百恵が前作『横須賀ストーリー』で新しい路線に道を開いた2曲目であるが、作詞の千家和也は、今作と次の『赤い衝撃』まで詞を提供した。その意味で今作は、横須賀ツッパリ路線への過渡期といえるのかもしれない。今回も連続...
花の中三トリオ

『ねえ!気がついてよ』でイメージチェンジをはかった桜田淳子

『ねえ!気がついてよ』は桜田淳子16枚目シングルである。28.6万枚を売り上げ、オリコン最高順位は2位につけた。つまりかなり売れ行きの良かったヒット曲である。ジャケットはいつもの少女っぽさは卒業し、白いジャケットにスラックスと白いシューズを...
花の中三トリオ

『少年時代』を編曲した小六禮次郎は青春ドラマでブレイク!

『少年時代』は森昌子19枚目のシングル。井上陽水に同じタイトルの歌があるが、もとろん競作でもカヴァーでもない。森昌子ならではの抒情歌である。ネットでは、映像が少ないと言われている。それだけにファンでも馴染みが薄いかもしれないが、森昌子が「ぼ...
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