『白い約束』を歌った山口百恵に今、復帰報道が

『白い約束』は山口百恵11枚目のシングル。B面の『山鳩』は、東宝お正月映画『絶唱』の主題歌である。今週の『女性自身』(2014年1月28日号)には、「百恵さんの“復帰計画”はこれまで何度も浮上してきましたが、今度こそ実現するかも……といわれています」(芸能関係者)とする復帰報道も出ている。

もちろん、山口百恵だった三浦百恵さんが自ら復帰宣言をしたわけではない。記事に書かれている“山口百恵復帰論”は次のようなものだ。

昨年11月、桜田淳子が自分の復帰イベントで「久しぶりに百恵さんに会いたい」とラプコールを送ったこと。

「このところ、現役時代の百恵さんを知らない、20~30代のクリエーターたちが、往年の百恵さんの歌声や映像に感勤し、復帰させようと動いている」という情報。

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花の中三トリオが高校卒業の記念に植樹した赤坂・豊川稲荷を三浦百恵さんが「訪れたと聞いてい」るから復帰したいのだろうと希望的観測を述べる芸能リポーター・城下尊之氏の談話。

2人の息子は独立して「復帰には絶好のタイミング」と勝手に期待する芸能リポーター・川内天子氏の談話。

女性自身・三浦百恵

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ということで、裏付けのある具体的な話は何もない。

何より、三浦百恵さん本人の意思は1行も書かれていないから、これだけで復帰するのかどうかは判断しようがない。

ただ、人間の気持ちが全く変わらないということはないし、みこしを担ぐ側が具体的に準備をした上で熱心に説得すればどうなるかわからない。

『白い約束』(1975.12.21)

白い約束
白い約束/山鳩
作詞者 千家和也
作曲・編曲者 A面:三木たかし(編曲:萩田光雄)B面::三木たかし(編曲:あかのたちお)
CBS・ソニー

今回ははオリコン2位だった。「何だ、1位を取れなかったのか」というよりも、時期の不運を嘆く見方がほとんどだったろう。

何しろこの時は、子門真人の『およげ!たいやきくん』が売れに売れていた時期だからだ。『およげ!…』は450万枚を超えるセールス。

生涯で1度お目にかかれるかどうかといわれるハレー彗星のようなものだから、こういうときはただブームが過ぎ去るのを待つしかない。

その前にリリースした『ちっぽけな感傷』のときも、惜しいところで青春学園ドラマ『われら青春!』の挿入歌だった『ふれあい』に1位を阻まれた。

歴代青春学園ドラマの主演者がそうであったように、新人の中村雅俊に何か歌わせようということでリリースされたところ、肝心のドラマはそれほどの視聴率は出せず、シリーズ歴代ドラマが1年放送されたのに半年で終了したが、なぜか放送終了後に歌の方が大ブレイクしていた。

その後、『ふれあい』は中学生の修学旅行などで歌われる学園御用達ソングになった。『およげ!…』のような瞬間風速はないが、これもある意味、国民的という冠を付けても良いような大化けぶりである。

ヒット曲というのは、その曲の出来だけでなく、世相や同時期に発売された他の曲との兼ね合いでとくに顕彰における評価が変わってしまう。

山口百恵は『スター誕生!』で合格した時もグランドチャンピオンではなかったが、こうした巡り合わせの悪さが、「大賞」にはついに縁のなかった「無冠の帝王」に留まった理由の一つとしてあげられるだろう。

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