『花物語』から40年、限定ライブで桜田淳子の今後は?

『花物語』。桜田淳子4枚目のシングルである。彼女にとって初めて20万枚を超すセールス(23.7万枚)を記録。オリコンもベストテン内の9位に到達した。そして40年後の今。桜田淳子は一夜限定ライブで熱唱。今週の多くの週刊誌が、芸能人シャットアウトだったにも関わらずその模様を伝えた。桜田淳子の今後はどうなるのだろう。

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今週は、男性誌・女性誌にかかわらず、久しぶりに「桜田淳子」の記事が出ている。いうまでもなくデビュー40周年記念の一夜限定ライブのためだ。20年8ヵ月ぶりのステージで全7曲の熱唱。報道陣は取材していない建前になっていたが、もちろんライターが一観客として潜入レポートを書くのは造作も無いことである。

たとえば、『アサヒ芸能』(12月12日特大号)では、こう書かれている。

アサヒ芸能 2013年 12/12号 [雑誌]

アサヒ芸能 2013年 12/12号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2013/12/03
  • メディア: 雑誌

11月26日、桜田のデビュー40周年記念の一夜限定ライブが行われた。92年に統一教会の信者であることを明らかにし、合同結婚式への参加を表明した桜田。以来、事実上、芸能界引退の状態にあった。
 復活を待ち望んだファンの歓声をかき消すように、桜田は「LADY」「追いかけてヨコハマ」「しあわせ芝居」の3曲をメドレーで熟喝したのだ。(中略)
 その後、ファン代表としてタレントの太川陽介(54)が舞台上に現れ、トークショーを展開。懐かしい写真パネルを前に「百恵と昌子にも会いたい」と語り、ファンたちを感涙させた。さらには、娘たちとカラオケに行ったエピソードも披露。娘に「お母さんの声はうるさい」と怒られたと話し、会場を沸かせたのだ。
 そして、ミュージカル「アニーよ銃を取れ」の劇中歌4曲をメドレーで歌い、ライブは終了。最後に桜田は観客ひとりひとりと握手を交わし、こう呼びかけた。
「私たちも50歳を過ぎてしまった。残りの人生ぐらいは謳歌したいですね」

統一協会は、壺などを売った霊感商法の「経済的被害」だけでなく、マインドコントロールという「精神的被害」も有罪判決を10年前に受けている。

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そして、今もなお、被害相談が止んでいない。

その中で「信教の自由」をたてに、その問題をスルーして芸能活動を続けることは難しく、今回のライブの協力者や太川陽介も、今後の関係については歯切れがよくないという。

それにしても、サン・ミュージック・相澤秀禎会長の葬儀に駆けつけた時に比べるとずいぶん体を絞った。そのときから囁かれていたが、むしろ同年代の芸能人よりも若く見えた。

その意味では、自由の身になったら商品価値はあるのだろうと思わせたが、意志の強い桜田淳子だけに、なかなか脱会は難しいのかもしれない。

『花物語』(1973.11.5)

桜田淳子・花物語
花物語/のっぽの恋人
作詞者:阿久悠
作曲・編曲者 A面:中村泰士(編曲:あかのたちお) B面:中村泰士(編曲:高田弘)
ビクター音楽産業

山口百恵のところでも触れたが、この時期、桜田淳子は日本テレビの秋の新番組『てんつくてん』に初のレギュラー出演をした。

後に舞台で共演することになる、東宝の大物女優・司葉子が後添えで嫁入りする佃煮屋の娘役である。ちなみに、その佃煮屋の主人は三波伸介だ。

森昌子も鯛焼き屋の娘で杉山とく子の娘役。桜田淳子とは当然同級生の間柄である。

同じ時期にTBSの『顔で笑って』で、父親と恩師の再婚に悩む一人娘という重い役を演じた山口百恵に比べると、比較的プレッシャーも少なく演じられたのではないだろうか。

74年1月末に行われた遊園地のロケでは、多くのファンがエキストラとして参加したという。3月放送のために、桜田淳子も森昌子も寒いのをがまんしてミニスカートで出演して頑張った。

この歌のリリース2日前には、松竹映画『ひとつぶの涙』に出演している。桜田淳子が所属事務所にサン・ミュージックを選んだのは、森田健作がいたからだといわれるが、その憧れの森田健作が主演する作品で映画初出演を果たすことになった。

ストーリー上はあまり影響のない特別出演のようなもので、おそらくは当時人気絶頂の森田との抱き合わせということで出演が決まったのではないだろうか。

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