牧れいさん、昭和の青春、特撮、アクションドラマで活躍

今日は牧れいさん（1949年6月21日～）の誕生日です。おめでとうございます。東宝の青春モノ女優としてデビュー後、『緊急指令10-4・10-10』『スーパーロボットレッドバロン』『7人のリブ』『ザ・スーパーガール』などアクション特撮ドラマで活躍しました。

牧れいさんは、高校在学中に東宝ニュータレント6期生として合格。東宝俳優養成所⇒東宝専属に。

『ウルトラセブン』『でっかい青春』『コメットさん』などに単発出演。退社後は歌手活動と並行し、アクションのできるボーイッシュな役柄で1980年代後半まで様々なテレビドラマに出演しました。

彼女は、『スーパーロボットレッドバロン』でミニスカートを翻しながら戦うパンチラアクションで人気を博し、激しいアクションを演じていました。

また、ジャズダンスが得意で、アクションシーンでも活かされていました。

『緊急指令10-4・10-10』入江ナミ隊員役
『スーパーロボットレッドバロン』松原真理隊員役
『イナズマンF』夏子役、白鳥ジュン役
『ザ・スーパーガール』長谷リエ役など

牧れいさん、お誕生日おめでとうございます！#牧れい #スーパーロボットレッドバロン #イナズマンF pic.twitter.com/rKsxxGLLsL

— カノヒロ（入院中） (@stronger_0607) June 20, 2020

過去の主な出演作は、

『緊急指令10-4・10-10』（1972年7月3日～12月25日、NET / 円谷プロ）
『スーパーロボットレッドバロン』（1973年7月4日～1974年3月27日、NTV / 宣弘社）
『コードナンバー108 7人のリブ』（1976年10月5日～12月28日、KTV / 宣弘社）
『ザ・スーパーガール』（1979年4月2日～1980年3月17日、12ch / 東映）

など、昭和の特撮、アクションドラマではおなじみの女優です。

コードナンバー108 7人のリブ
現在は脳梗塞からのリハビリ中

コードナンバー108 7人のリブ

今日は’76年放送「コードナンバー108 7人のリブ」をご紹介。植田ひとみさん歌う主題歌「3度目のカラッ風」がファンキーでアッパーで最高過ぎますが、未だに未CD化。主題歌と裏腹にドラマ内容はかなりダウナーでシリアス。「キイハンター」からボスに出世の野際陽子がめちゃくちゃクールでカッコいい！ pic.twitter.com/aFoio87628

— ベイビー佐々木 (@babysasaki) December 27, 2022

『コードナンバー108 7人のリブ』は、以前もご紹介しましたが、放送以来何と38年越しでDVDが販売された、根強いファンに支えられているドラマです。

残念ながら、放送時はあまり視聴率が上がらず、1クールで打ち切られてしまったのですが、ストーリーは決して悪くないのに、どうしてかな、と思っていました。

いずれにしても、低視聴率で打ち切られた番組が、38年もたってDVD化されるというのは異例のことです。

DVD化ということは、「また観たい」という根強いファンがいて、その声が商業べースに乗るまでにまとまったのでしょう。

国際秘密捜査機関の捜査官である、7人の女性が活躍するドラマです。

「国際」の名にふさわしく、シンガポールとタイも舞台にしています。

Google検索画面より

そして、ジュディ・オング、前田美波里、牧れい、毬杏奴、山内えみ子、ミッチー・ラブで7人。

ドラマではもう1人、泉晶子もメンバーだったのですが、初回でいきなり殉職。

この仕事が、命がけであることを表現したわけですが、いきなりメンバーの殉職で暗い印象を持たれてしまったのかもしれませんね。

女性による初めての本格的な国際アクションドラマでした。

私は高校の頃、毎週火曜日夜10時に、このドラマを見るのが楽しみでね。

当時の、牧れいさんはこんな感じです。

Google検索画面より

その後、牧れいさんは、やはり野際陽子さんとともに、『スーパーガール』というドラマに出演しています。

こちらもアクションドラマでした。

東映チャンネルで始まったスーパーガールが面白い。牧れいさんがカッコ良い。サブタイトルのパワーワード具合もたまらない！サンバルカン（ゼロフォー）の広京子さんが４話のどこに出てたのか分からないw pic.twitter.com/Q9rcpzR9lU

— Kuono (@Hopi_31) May 9, 2020

こちらは1年続きました。