ダルビッシュ有、田中将大に絶縁宣言の真相

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ダルビッシュ有、田中将大に絶縁宣言、という衝撃の見出しが踊ったのが『東京スポーツ』(11月15日付)だ。田中将大は今年、投手部門のタイトルを総なめにしたが、大リーグを目標に、具体的にはダルビッシュ有の背中を見ながら進んできたことは明らかだ。そのダルビッシュ有に絶縁宣言というのは田中将大にとっても穏やかではない。いったいどういうことなのか。

というのは、同じ東スポの昨日の記事に遡る。このブログの「田中将大(マー君)が告白した「成瀬心美との関係」」でも書いたように、東スポは田中将大に成瀬心美との関係について本人に直撃インタビューを試みている。

その際、アジアリーグ台湾戦参加やポスティングといったデリケートな話題から入り、そこからパワプロ、そして成瀬心美という話題の核心に進んだため、田中将大もちょっと気を許したのか、ジョークで、「AV女優さんの知り合いはいないです。ダルさんじゃないんだから(笑い)。」とコメントした。

とくにどうというコメントでもないが、それが新聞に出たことで、当のダルビッシュ有の逆鱗に触れてご立腹らしい、という話である。

ダルビッシュ有はツイッターで「マサオ完全天狗だわ」と“諫言”のツイートを行うと、田中将大は「申し訳ありませんでした」とRTをつけてすぐさま返信、それを受けてもダルビッシュ有は「もう絶縁よ」。マサオは「それだけはご勘弁を(._.)」と顔文字つけて頑張るが、ダルビッシュ有は怒りが収まらないようで、なおも「もう世界のまさお。か。。」と攻め続ける。

日本一の田中将大も大リーガーのダルビッシュ有には頭が上がらないというわけだ。

もっとも、いくら田中将大がダルビッシュ有の名前を出したと言っても、特定のAV女優の名前をあげたわけではないし、ジョークだということはだれでもわかるわけだが、ダルビッシュ有としては、後輩が先輩をおちょくるような発言にイラッときたのかもしれない。

まあ、ダルビッシュ有が本当に絶縁を前提とした抗議をしているのなら、わざわざツイッターで公開抗議など行わずに、そのまま2度と関わらないか、もしくはもっとオフィシャルなやり方で抗議したりするだろう。

絶縁というより、ネットで不特定多数の人々が見ている前でちょっと辱めてやれという制裁をしているだけだろう。

日本一になって有頂天の田中将大投手に対して、「大リーグにきたらそんなの関係ねえぞ、新人の日本人投手としてチームメートからいろいろな洗礼を受けるんだぞ」という先輩としてのメッセージも込められているのかもしれない。

ダルビッシュ有も、大リーグに入ってプレイ以外のプレッシャーをいろいろ感じることがあったという。

それとも、単純に「マスコミをナメてはいかんぞ」というアドバイスかもしれない。

いずれにしても、田中将大にはいい教訓になっただろう。

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