園まりさん(1944年4月12日~2024年7月26日)の訃報が話題です。「スパーク3人娘」を結成し、NHK紅白歌合戦には6回連続で出場。マルベル堂のブロマイド売り上げで女性歌手第1位を獲得し、テレビとラマや映画などでも活躍しました。(文中敬称略)
園まりさんは、神奈川県横浜市で生まれました。
1956年に童謡歌手としてデビューし、1962年に『鍛冶屋のルンバ』で本格的にレコードデビューを果たしました。
彼女は中尾ミエさん、伊東ゆかりさんと共に「スパーク3人娘」を結成。
『逢いたくて逢いたくて』や『夢は夜ひらく』などのヒット曲で知られています。
また、NHK紅白歌合戦には1963年から1968年まで6回連続で出場し、1966年から1967年にかけてはマルベル堂のブロマイド売り上げで女性歌手第1位を獲得しました。
彼女の活動は歌手だけにとどまらず、映画やドラマ、CM、舞台など多岐にわたりました。
2001年には一時引退していた芸能活動を再開し、2006年には25年ぶりのシングル『2人はパートナー』をリリースしました。
Copilotに代表曲を聞いてみました。
園まりさんの代表作には、以下のような楽曲があります:1. 「逢いたくて逢いたくて」 – 1966年にリリースされたこの曲は、彼女の最大のヒット曲の一つです。
2. 「夢は夜ひらく」 – 1967年にリリースされ、彼女の代表曲として広く知られています。
3. 「何も云わないで」 – 1964年にリリースされ、多くのファンに愛されています。これらの曲は、彼女の美しい歌声と感情豊かな表現力を存分に楽しむことができます。どの曲が一番お好きですか?
スパーク3人娘はみんな歌がうまかったですね!
スパーク3人娘
「ハイハイ3人娘」というゆかいな60年代の映画を見ました?? pic.twitter.com/rUH0hXOCG0
— し ら な い ひ と 。 (@siranaiyone1) March 22, 2020
園まりさんといえば、歌手として数々のヒット曲のほかスパーク3人組で『ハイハイ3人娘』や『続・若い季節』に出演しました。
#実は2本目がイケる選手権
『続・若い季節』、これぞ!古澤憲吾イズム溢れる作品! pic.twitter.com/Rl5EuVDspm— アンドリュ~星野 (@Susumu_SaKamori) September 3, 2022
『若い季節』というのは、プランタン化粧品会社を舞台にした、当時のオールスターの歌と踊りが随所にテンポよく入るNHKの青春ドラマです。
黒柳徹子、横山道代、水谷良重も、当時この番組で3人娘と呼ばれていたと思いますが、私は子供心に、タッパのある水谷良重に何となく憧れていました。
その人気ドラマが、植木等&クレージーキャッツの映画を撮った古沢憲吾監督によって映画化されました。
さらに、その設定を使って制作されたのが『続・若い季節』。主役を女性店員のスパーク3人娘にした、今風に言うとスピンオフ作品と言っていいでしょう。
3人と、当時日本では数少ないアクション俳優の一人だった三橋達也との出逢いを中心に描かれています。
東宝クレージー映画シリーズ
そのほか、園まりさん単独で『クレージー黄金作戦』、中尾ミエさんと2人で『クレージーメキシコ大作戦』などに出演しました。
『クレージー黄金作戦』 pic.twitter.com/jWn4GAkRTJ
— フリフリ (@furifuri66) April 22, 2024
『クレージー黄金作戦』は、ラスベガスの大通りをストップさせて、ぶっつけ本番でクレージーキャッツの7人が踊るという破天荒なシーンが今もファンの語り草ですが、園まりをめぐって、谷啓と藤木悠が争う設定です。
『クレージーメキシコ大作戦』 pic.twitter.com/YAOm61fnbQ
— フリフリ (@furifuri66) July 16, 2024
続く『クレージーメキシコ大作戦』は、事情があってメキシコまで流れ着いた谷啓を追いかける恋人役です。
どちらも、当時のナベプロオールスターで、予告編を見るだけで楽しい。
クレージー映画というのは何度見てもいいですね。
1980年代には、『オレたちひょうきん族』のコーナー司会で、「あのー、そのー、園まりです」と言ってました。
残念ながら、園まりさんは2024年7月26日に急性心不全のため80歳で亡くなりました。
彼女の功績は多くの人々に愛され、今もなおその歌声は多くのファンの心に残っています。
合掌
園まり ベストアルバム – 園まり
ハイハイ3人娘 [DVD] – GOODWOODS
若い季節/続・若い季節(DVDツインパック) – 園まり, 田辺靖雄, クレージーキャッツ, 坂本九, 伊東ゆかり, 三橋達也, ジェリー藤尾, 団令子, 中尾ミエ, 淡路恵子, 古澤憲吾
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