花の中三トリオ

『絶体絶命』を歌い『炎の舞』に出演した山口百恵

『絶体絶命』は、山口百恵23枚目のシングルである。オリコン第3位は大ヒットではないが手堅いセールスといえる。この年の暮れの映画は文芸論に戻って『炎の舞』に出演した。横須賀ツッパリ娘路線で歌にしても映画にしても新しい道に進み始めたが、まだ試行...
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『冬色の街』で大人の女性を歌った桜田淳子

『冬色の街』は、桜田淳子25枚目のシングルである。作曲はしばらく桜田淳子の作品から遠ざかっていた中村泰士。ぐっと大人になった、そしてジャケットにも意味をもたせた深い歌である。ただ、アイドルとしての王道を歩んできた彼女にとって、少なくともセー...
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『波止場通りなみだ町』を歌い『水戸黄門』に出演した森昌子

『波止場通りなみだ町』は、森昌子36枚目のリリースである。ミノルフォンからキャニオンにレコード会社を移籍した森昌子であるが、久しぶりに遠藤実が曲を提供している。この時期には人気時代劇『水戸黄門』にゲスト出演して女優としての仕事にも意欲を見せ...
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『プレイバックPart2』を歌い映画も衝撃シーン」を経験した山口百恵

『プレイバックPart2』は、山口百恵22枚目のシングルである。これは「花の中三トリオ」から横須賀ツッパリ娘への路線転換の象徴的な歌といえる。映画は『ふりむけば愛』に出演。オリジナルストーリーでセミヌードとベッドシーンを経験。山口百恵はいよ...
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『20才になれば』を歌い長谷川一夫の舞台に呼ばれた桜田淳子

『20才になれば』は、桜田淳子24枚目のシングルである。『追いかけてヨコハマ』以来の中島みゆきによる作詞・作曲提供の歌である。少女から女性の歌へ変わる時期、他の少なくない女性歌手がそうであるように、彼女もまた、中島みゆきの歌を歌った。
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『故郷ごころ』で本格演歌歌手の道を進む森昌子

『故郷ごころ』は、森昌子33枚目のリリースである。本格演歌の路線に進み、阿久悠ではなく山田孝雄と東海林良が作詞を担当している。一方、作曲は大御所の市川昭介である。もともといろいろな大御所から詞や曲を提供してもらっている森昌子だが、本格演歌路...
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『乙女座宮』で「赤い」シリーズの垢落としをした山口百恵

『乙女座宮』は山口百恵21枚目のシングル。タイトル通り、星座が歌詞に並ぶ乙女のバラードといった趣の歌である。かねてから卒業を希望していた「赤い」シリーズは『赤い絆』も終わり、いよいよ新しい路線に舵を切る彼女にとって、最後のアイドルらしい歌と...
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『リップスティック』は最後のトップテンだった桜田淳子

『リップスティック』は桜田淳子23枚目のシングルである。すでに大人への路線にかじを切っていた彼女だったが、これは20歳になっての初リリースだった。オリコンは10位にランクインした。『ザ・ベストテン』では6週にわたりランクイン。最高位8位に入...
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『ためいき橋』を歌い最年少座頭芝居を経験した森昌子

『ためいき橋』は森昌子の33枚目のリリースである。この歌からキャニオンレコード(現ポニーキャニオン)に移籍した彼女は、この年の『紅白歌合戦』でこの歌を引っさげて元夫の森進一と対決している。また、新宿コマで初めての座頭芝居「森昌子特別公演」も...
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『赤い絆(レッド・センセーション)』主題歌と主演の山口百恵

『赤い絆(レッド・センセーション)』は、山口百恵20枚目のシングル。自らが主演したTBS系ドラマ『赤い絆』の主題歌である。山口百恵にとっては最後の「赤」がつくドラマだった。今回は歌もドラマも大ヒットというわけには行かなかった。ただ、従来の顔...
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