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山口百恵(三浦百恵さん)は義両親献身介護、桜田淳子は芸能活動再開に意欲的、森昌子は個人事務所で再ブレーク

山口百恵(三浦百恵さん)は義両親献身介護、桜田淳子は芸能活動再開に意欲的、森昌子は個人事務所で再ブレーク
山口百恵さんは義両親献身介護、桜田淳子は芸能活動再開に意欲的、森昌子は個人事務所で再ブレーク。これが“ついに還暦”を迎えた『花の中三トリオ』の近況であると、『日刊ゲンダイ』(2018年5月17日付)が報じているので、今回はそれをご紹介しよう。(冒頭画像は『日刊ゲンダイ』紙面から)



当該記事は、ネットでも全文公開されている。

山口百恵は義父母を介護 ついに還暦「中3トリオ」の現在
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/229179

記事では、“ついに還暦”という見出しで、花の中3トリオの現在を紹介している。

まず、10月13日に還暦を迎える森昌子は、全国をまわるツアーでセーラー服を着て『せんせい』を歌ったり、バラエティーで得意のものまねを披露したり、“8歳の姪っ子”という設定のキャラクター「ま~ちゃん」のトークで笑いを誘っていることを挙げている。

すでに個人事務所で活動しており、プライベートでも子どもも大きくなったことから、マイペースで活動をしているのだろう。

最近、3人の中でもっとも注目を集めているのが、4月14日で還暦を迎えた桜田淳子だ。

記事では、「ステージ復帰し芸能活動再開に前向きとされる」とだけ書かれているが、具体的な活動を振り返ると、3月21日、桜田淳子の45周年記念ベストアルバム『Thanks45~マイ・アイドロジー~』が、公式サイトで限定販売。

過去の楽曲だけでなく、35年ぶりの新曲も含まれている。

27日には、東京・銀座の博品館劇場でコンサートも行ったが、380人の定員に1000人以上詰めかけたといわれる。

それ以前からも、書籍を上梓したり、一夜限りのイベントを開催したりして、芸能活動そのものを完全にやめたわけではなく、その都度表舞台へ復帰の“観測気球”を上げていたが、根本的な問題がクリアになっていないことから、こんにちまでメディアに自ら顔を出すまでには至っていない。

新興宗教の信者であることが明らかな芸能人はほかにもいるが、桜田淳子がこれだけ問題になるのは、統一協会はそれだけ大きな社会問題であり、かつ合同結婚式に参加して、広告塔としての役割を果たしたからである。

桜田淳子もそのことは重々わかっているはずである。

統一協会関連の訴訟では、壺や印鑑売りに対する経済的被害で原告(被害者)が勝訴しただけでなく、統一協会の伝道(勧誘の仕方)自体が最高裁で違法との民事判決が10年以上前に出ている。

「いまだに霊感商法に関する弁護士らが彼女の芸能界復帰に反対表明する中、自分の真実の思いを明らかにすれば、当時の騒動以来、彼女から離れていったファンも次の一歩を考えることができ、戻ってくる人もいるだろう。彼女の言葉を期待する」(『日刊ゲンダイ』2018年3月31日付けで芸能レポーター・城下尊之)

さて、桜田淳子は今後、どのような形でこの問題をクリアするのだろうか。

淡々と自然体で介護する三浦百恵さん

そして、別の意味で注目されているのは山口百恵である。

こちらは桜田淳子と違い、復帰するわけではない。

だからこそ、“今何しているのだろう”と気になるわけだ。

記事によると、「百恵さんは東京郊外の自宅を2世帯住宅にして、義父母を迎え、90歳と91歳になる現在も献身的に尽くしているという。この義父母のためにと、06年から介護の勉強を始め、その苦労などみじんも見せずに淡々と自然体で付き添っているという」と書かれている。

また、「両親にとっても、百恵は私以上に娘らしいんじゃないですか。(中略)百恵がいてくれて、本当に安心。家族みんな、助かっているんです」という三浦友和の姉夫婦のコメントも引用されている。

還暦を迎え、アイドル歌手時代にはなかった人生経験を積み、人格的陰翳を豊かにした三者の生き方は、表舞台に復帰するかどうかにかかわらず、今後も注目されることだろう。


ゴールデン☆アイドル 桜田淳子 – 桜田淳子

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