昭和の映画 東宝 松竹 東映 大映 日活

昭和の映画

『日本一の若大将』マラソン部のキャプテン、卒業後の就職内定

『日本一の若大将』(1962年、東宝)は、若大将シーズの3作目である。例によって、悪気がなく正義感のあるすき焼き屋の坊っちゃん・田沼雄一(加山雄三)が、京南大学4年生でマラソン部のキャプテンをつとめ、卒業後の就職内定まで決める話である。
昭和の映画

『銀座の若大将』銀座の拳闘と万座のスキーで若大将大活躍

『銀座の若大将』(1962年、東宝)が作られたのは、加山雄三主演若大将シリーズの第一作目『大学の若大将』以来1年ぶりである。後半は、観光映画のように国内外様々なロケ地を選んだ若大将シリーズだが、本作は、すき焼き処「田能久」のある銀座が舞台である。(画像は劇中より)
昭和の映画

『大学の若大将』悪気のないキャラと昭和らしいストーリー展開

『大学の若大将』(1961年、東宝)は、言わずと知れた、社長シリーズ、クレージー映画シリーズ、喜劇駅前シリーズといった東宝昭和喜劇群とともに、1960年代の東宝の屋台骨を支えた人気シリーズのひとつ「若大将シリーズ」の第一弾である。(画像は劇中より)
昭和の映画

植木等・クレージー映画を改めて振り返る、無責任・日本一

クレージー映画、もしくは東宝クレージー映画といわれる、1960年代の東宝映画の屋台骨を支えてきたシリーズについて簡単に振り返りたい。まだ書いていないレビュー記事はおいおい書くとして、とりあえず全体をまとめる記事を今回は書いてみたい。
昭和の映画

ザ・ピーナッツ『クレージー黄金作戦』でウナ・セラ・ディ東京歌う

ザ・ピーナッツといえば、様々なヒット曲で累計1000万枚以上のレコードを売り上げたと云われているが、その中でも異色といえるのが『ウナ・セラ・ディ東京』という楽曲だ。今でこそ、ザ・ピーナッツのファンには名曲の一つとされているが……。
昭和の映画

ゴジラ映画は2021年現在で67周年を迎える人気映画。同じ名前でシリーズが続いているのは日本映画でも類を見ない快挙である

ゴジラ映画は2021年現在で67周年を迎える人気映画。同じ名前でシリーズが続いているのは日本映画でも類を見ない快挙である。60周年の2014年にはDVD29タイトルが復活している。それを報じている週刊誌の記事についてご紹介しよう。
昭和の映画

『クレージーメキシコ大作戦』日米墨を股にかけた大巨編

『クレージーメキシコ大作戦』は、時代劇を除いたハナ肇とクレージーキャッツ主演のシリーズとしては11本目の作品である。1968年4月27日に公開された上映時間162分の一本立て。メキシコ・オリンピック開催の前年に、一足先に日本、アメリカ、メキ...
昭和の映画

『日本一の色男』から「日本一シリーズ」が始まった

『日本一の色男』は、植木等主演で10本作られた「日本一シリーズ」第1弾である。色男というタイトルの通り、女性にモテることと仕事で結果を出すことを両立させていくが、万々歳のハッピーエンドではなく、想う女性とは結ばれない結末である。 今回...
昭和の映画

『クレージー黄金作戦』ラスベガスのシーンで興奮最高潮!

『クレージー黄金作戦』。東宝35周年記念映画として制作され、のべ293万人を全国で動員したという。『東宝昭和の爆笑喜劇DVDマガジンVol.5』(講談社)に収録されている。東宝クレージー映画がそろそろマンネリかと言われた頃、まだひっくり...
昭和の映画

『日本一のゴマすり男』を「嫌な奴」に描いた理由は?

『日本一のゴマすり男』(1965年)。『東宝昭和の爆笑喜劇DVDマガジンVol.4』に収録されている。前年に『日本一のホラ吹き男』をヒットさせた植木等主演の映画である。タイトル通り、今回はホラではなくゴマすりである。ホラ吹きに比べてゴマすり...
タイトルとURLをコピーしました